日本オストミー協会とは
(公社)日本オストミー協会は、オストメイト(人工肛門・人工膀胱保有者)が安心して暮らせる社会を目指しているオストメイトによるオストメイトのための障害者団体です。
オストメイトの社会復帰とQOL(生活の質)向上を図るため幅広い活動をしています。
国・地方自治体や地域社会に対してオストメイトの社会福祉増進を求めています。
オストメイトの安心・安全を確保するためバリアフリーを促進しています。
社団法人 日本オストミー協会 熊本県支部の活動
日本オストミー協会
昭和44年、現在の社団法人 日本オストミー協会の前身である「互療会」が、オストメイトの患者会として発足いたしました。
当時ストーマケアについては医療者の関心も薄く、現在のような質のよい補装具もなく、オストメイトは生活上の辛苦と不安は大変なものでした。
このような悩みを抱いたオストメイトが、自分達のための会を作り、明るい生活を目指して頑張ろうとスタートさせた患者会です。
平成元年には社団法人としての認可を受け、平成5年4月には、全国都道府県に64の支部を8分会を数え、人工膀胱造設者も加えて、1万余名の会員を擁するまでになりました。
これまでオストメイトの福祉向上を目指し、国や地方自治体などに働きかけを行い、以下のような成果を上げています。
昭和52年 厚生年金の障害年金に認定されるようになる。
昭和59年 身体者会社福祉法に一部人工肛門も障害者として認定されるようになる。
昭和61年 ほぼ全オストメイトに身体障害者福祉法が適用になり、補装具の公費による交付、自動車税、自動車所得税の免税などのサービスも受けられるようになる。
日本オストミー協会熊本県支部
<歴史>
日本オストミー協会の熊本県支部は、昭和51年に熊本市民病院の大腸肛門病センターに勤務しておりました現高野病院の会長高野正博がお世話させて頂き発足致しました。
昭和57年に高野病院開設と同時に、事務局も高野病院併設の大腸肛門病センターに移し、現在に至っております。
<主な年間活動>
4月 新入会員へのオリエンテーション、お花見懇親会
5月 日本オストミー協会熊本県支部総会
9月 熊本市健康フェスティバル参加
10月 懇親一泊旅行
12月 忘年会
<その他の活動>
○熊本県を8地区に分け、地区ごとに例会の開催
○年3回、支部の機関紙「しらぬい」の発行